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私ね、実は......

第4章 他の住人

「あ!これ、私の好きなお菓子じゃない♪ありがとう。わざわざ、持ってきてくれるなんて!」

「本当だ。よかったな。美由紀」

「うん!あ、そこでなんだから、うちに上がって頂戴?これ、よかったら一緒に食べましょ?」

「え、いいんですか?」

「少しは、遠慮しなよ!!」

美香が俺の背中を軽くたたく。あ、そうか・・・。

「いいのよ!!二人で食べても余っちゃうもの。美味しい紅茶もあるわよ?」

「え、紅茶ですか?!」

「お前こそ、遠慮がないじゃん!」

「だって、私紅茶大好きなんだもん!春も知っているでしょ?」

美香は、コーヒーよりも紅茶派だ。や っぱり、食べ物もことになると誰でもそうなるよな~俺もだし。

と、いうことで、二人まとめてお世話になることにした。



だけど、びっくりなのは、二人ともそろって最初から裸だということ。









「はい。レモンティーだけどいいかしら?」

「ありがとうございます!!!」

美香は、嬉しそうに紅茶を飲みケーキに手を出す。

「お部屋きれいですね~」

部屋の中は、彼女さんの趣味なんだろうか?可愛らしい小物がいっぱいあった。だけど、無駄なものがなくシンプルかつ可愛い。

「そんなことないぞ? 美由紀は、たまにすっごく無駄なものを買ってくるから困るんだよ」

「そ、そんなことないわよ~」

なんて、二人とも仲良く会話をする。なんだか、見ててほのぼのするな______裸だけど。






「「ありがとうございました!!」」

「はぁ~い。また来てね?」

二人は見送りまでも、裸でした....




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