テキストサイズ

私ね、実は......

第5章 夏休み

「ねぇ、アレに乗りたい!!」

「はいはい~~」

夏休みという事で、遊園地の中には人が大勢居る。お互い迷子にならないようにと、手は繋いでいるのだが....


「ほらーアレだよ!!早く、行くよ!!!」

あまりにも、美夏がはしゃぐもんだから手を離しそうになる。


「あーもう、待てって!!」

「えへへ~~」

いつも以上にはしゃいでいる美夏の相手をするのはす少しキツイ。

だけど、こんな愛おしい顔をしている彼女が居るんだから凄く嬉しい。

























「いや~楽しかったね!!」

あれから、5時間。遊園地を満喫した。そして、時間は夕暮れ。そろそろ、帰るお客さんも目立っている時間。


「あぁ~俺は、少し疲れたな・・・」

「ねぇ、最後に観覧車乗ろうよ!」

「美夏は、遊園地のお約束だよな!」

美夏は、毎回遊園地に行くと最後には観覧車に乗る。毎回こうだから、俺等のお約束となったのだ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ