私ね、実は......
第5章 夏休み
「別に、俺はそんなことしなくても永遠の愛は誓えると思うけどな?」
「んなっ?!!」
顔を真っ赤にしながら俺を見つめる美夏。だけど、これは事実であるわけで。
「ほら、もうすぐで15分だぞ?キスしなくていいのか~?」
「それは!!」
美香が、俺に向かって歩いてくる。15分ジャストにキスをしなくてはならない。
「馬鹿。遅いわ!!」
ノロノロと、歩いてくる美夏を俺は強く抱きしめ、そのままキスを交わしたのだった。
「ふ、ふぅん///」
美香の甘い声が観覧車の中に響く。最初は、約束通りキスで済ましたけど、絶えられなかった。
美香と、唇を合わせていると自然とだ。自分で、自分を抑えられなくなる。
「ん///」
角度を変えて、何回もキスをする。飽きることなく、何回も何回も.....
「プハッ////」
美香が、俺の唇から離れた。すると、お互いの口から銀色の糸が。
「うわっ、エロイですね~美香さん~~そんな、糸つけて」
「わっ////ちょっと、春!!」
キスしているときの美香の表情は特別エロイ。
俺は、今の今まであった出来事などすっかり忘れてまた、キスを再開するのであった。