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私ね、実は......

第6章 お泊り会




「ん・・・?メール??」

「すげっ。同時に来たな!迷惑メール・・・?」


と、携帯の受信箱を確認すると正樹からだった。


「あ、アユからだ」

「お、お互い両思いの奴らからか」






Re.正樹
_______



おひさ。夏休みが始まってもう、20日かよ・・・。早すぎんだよ!!


で、今日はお前にお誘いだ。
明日から、3日間アユの家でお泊り会をしようと思ってさ。良かったら、春も来ないか?

詳しい内容は、また送る。





「おぉ・・・お泊り会か」

「私もだよ。アユの家は大きいからね。あの二人、早く付き合えばいいのに~」

「あ、今回のお泊りでくっ付けちゃう?」

「いいねぇ~」

と、お互いケラケラと笑っているとすぐに返事が返ってきた。




Re.正樹
_______



おぉ!で、持ってくるのは普通にお泊り道具でいいぜ~

面白そうな物を適当に持ってこいよな!

じゃ、明日から宜しく( ´艸`)






「お、面白いもの・・・?」

「って、言われてもね。特に無いかも・・・」

「だよな・・・」


だけど、幼馴染のメンバーでお泊り会が出来るなんて楽しみだな。
早く、あの二人をくっつけたいし・・・。


「じゃ、私部屋で準備するね?春もちゃんと準備してね?」

「おう。美香からやって?」


さすがに、女子の準備を見るわけには行かないしな・・・


「はぁーい。出来たらすぐに呼ぶね」


美夏は、そのまま部屋に入ってしまった。女子の荷物は、俺等男子の何倍も持っていくからな・・・。

3日間か~~勉強なんて忘れて遊ぼうっと!!








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