いつまでも、何年経っても切なくて
第2章 大切な人
学校ではいつも4人でいることが多いから、雅と二人でトイレに行く時間はいつも恋話に花が咲く。
私は、涼ちゃんに彼女がいたことを話した。
すると、雅は私の顔を見つめながら言った。
「なんでだろ?莉子がとても悲しんでいるように見えないんだけど!」と首をかしげている。
『えっ?そんなこと...ないよ...。』
どうしてはっきりそんなことないって言えないのか自分でもわからないけど。
「私、前から思ってたんだけどさぁ...」
『なっ...何?』
「莉子ってさぁ...」
何?なんなんだろ...?
私は、涼ちゃんに彼女がいたことを話した。
すると、雅は私の顔を見つめながら言った。
「なんでだろ?莉子がとても悲しんでいるように見えないんだけど!」と首をかしげている。
『えっ?そんなこと...ないよ...。』
どうしてはっきりそんなことないって言えないのか自分でもわからないけど。
「私、前から思ってたんだけどさぁ...」
『なっ...何?』
「莉子ってさぁ...」
何?なんなんだろ...?