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いつまでも、何年経っても切なくて

第9章 鈍感女

宮本と佐々木君はゲーム、私と華は女子トークをしながらまったりと過ごしていた時だった。


「おい!」
宮本がこっちを見てる?...


...私...?


「お前だよオマエ!」と私の方を見てニタリと笑っている。


『何よ...』


「お菓子買いに付き合え」と強引に私の腕を引いて立たせ玄関に引っ張って行った。


「ちょっと宮本!」って背中から華の声がしたけど宮本は無視して私の腕を掴んだまま玄関を出てしまった。

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