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いつまでも、何年経っても切なくて

第2章 大切な人

クリスマスが近づいてきた。
今年は24日を響と悠太君と雅と私の4人で過ごすことにした。


「ねぇ莉子!私クリスマスに悠太に告白する!」

『やっと決心したの?!』

「うん...。」

雅の恋、うまくいくといいな...。


学校が休みの日、雅と私は一緒にクリスマスプレゼントを買いに出掛けた。


雅が悠太君のプレゼントを選ぶって言ったから、私は響のを選ぶことにした。


最近、寒いから帽子にしようって話が合って、色違いで買った。


響と悠太君が、二人お揃いでかぶっているところを想像したら、何だか笑えてきて...。


隣を見たら雅も、同じこと考えてたでしょう!って言って、一緒に笑った。



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