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いつまでも、何年経っても切なくて

第11章 真っ直ぐな想い

ここ最近宮本はそんな感じだった。


私は戸惑いながらも
どうすることもできずにいた。


ある日のことだった。
もうすぐ授業が終わって帰れると思っていた時


机の中の携帯が静かにメールを受信した。
それは響からで、放課後担任に呼ばれたから
少し教室で待っててほしいとのことだった。


私は了解、とすぐに返信した。


授業が終わり、みんなが教室を離れていく中
私が席を立たないからか、恋人が現れないからか
宮本が声をかけてきた。


「まだ迎えに来ないのか?」

『担任に呼び出されたらしい...』

「フッ、マジか。
テスト、ヤバかったんじゃねーの?」

『わかんないけど...』

「心配?」

『...そりゃ、ちょっとは...』

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