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なんだか、こういうちゃんとした会話って
久しぶりのような気がする...


「しゃーねーな」俺が時間潰すの付き合ってやるよ、と宮本は私の前の席に脚を広げて後ろ向きに座った。


私の机に片肘をつきその掌に自分の顔を乗せて
私の顔をニコニコしながら見ている。


近いし...
こんなところ響に見られたら大変...


「そんなにﾋﾞｸﾋﾞｸしながら付き合ってて楽しいか？」

『え？...』

いつの間にか真剣な眼差しでこちらを見ていた。

「なんか俺、違う気がする」

『違うって？...』

「お前を見てるとすっげー窮屈そう。」

『そう？かな...』

「はい、出ました鈍感女ー！」

『ちょっと何なのよー』

「お前って本当、人のことだけじゃなく

自分のことまでわかってないよな」

と言ってｸｯｸｯｸｯと笑っている。


悪魔は今も健在です。