いつまでも、何年経っても切なくて
第12章 積極的な彼
遊園地行きのバスが来て
「じゃあ行こうか?」
悠太君の声で戸惑いながらも私は足を動かした。
二人席が丁度2つ空いていた。
雅の隣には悠太君が座ってしまったから
私の隣には宮本が躊躇せずに腰を掛けた。
左半身が宮本と触れてしまい、
私はドキドキしてしまう。
少し離れようとお尻を浮かして右へ移動すると
宮本もこちらにずれてきたのでまた左半身が触れてしまっている。
俯いていた顔を上げて宮本の顔を見上げると
「やっと、見てくれた」
と嬉しそうに呟いた。
宮本は私の左側に寄っ掛かっているのか
少し重く感じる
『ちょっと重いんだけど...』
そう言うと
「何が?俺の気持ちが?」と一瞬焦ったように見えたのでつい笑ってしまった。
すると、
「お前、そこは笑うとこじゃねーだろ!」
否定しろよ!と突っ込んでくる。
こうやって宮本とふざけるの久しぶりだな...
そう思っていた。
そこからは気まずさも薄れていろんな話をしているとあっという間に遊園地に到着した。
「じゃあ行こうか?」
悠太君の声で戸惑いながらも私は足を動かした。
二人席が丁度2つ空いていた。
雅の隣には悠太君が座ってしまったから
私の隣には宮本が躊躇せずに腰を掛けた。
左半身が宮本と触れてしまい、
私はドキドキしてしまう。
少し離れようとお尻を浮かして右へ移動すると
宮本もこちらにずれてきたのでまた左半身が触れてしまっている。
俯いていた顔を上げて宮本の顔を見上げると
「やっと、見てくれた」
と嬉しそうに呟いた。
宮本は私の左側に寄っ掛かっているのか
少し重く感じる
『ちょっと重いんだけど...』
そう言うと
「何が?俺の気持ちが?」と一瞬焦ったように見えたのでつい笑ってしまった。
すると、
「お前、そこは笑うとこじゃねーだろ!」
否定しろよ!と突っ込んでくる。
こうやって宮本とふざけるの久しぶりだな...
そう思っていた。
そこからは気まずさも薄れていろんな話をしているとあっという間に遊園地に到着した。