いつまでも、何年経っても切なくて
第12章 積極的な彼
今日の宮本はいつもと違う...
私はその舌の動きに戸惑いながらも感じてしまっていた。
どうにかなりそう...そう思って
何度か宮本の腕の中から逃げ出そうとしたが
宮本の腕と唇がそうはさせなかった。
私達は観覧車が下に着くまでキスをしていた。
しかも係員の人にノックされるまで気がつかなくて顔から火が出そうだった。
私は向かいの席に置いたままだった携帯を掴み、急いで観覧車を降りた
観覧車から少し離れた所まで歩くと宮本が急に笑い出した。
私もつられて笑った。
「あの係員、顔赤かったよな?」
『そう?恥ずかしくて顔なんか見れなかったよ...』
その時、再び私の携帯が鳴った。
メールだった。
相手は雅で、
“私と悠太疲れたから先に帰るね
二人で楽しんで!
響には内緒にしておくから”
という内容だった。
私はその舌の動きに戸惑いながらも感じてしまっていた。
どうにかなりそう...そう思って
何度か宮本の腕の中から逃げ出そうとしたが
宮本の腕と唇がそうはさせなかった。
私達は観覧車が下に着くまでキスをしていた。
しかも係員の人にノックされるまで気がつかなくて顔から火が出そうだった。
私は向かいの席に置いたままだった携帯を掴み、急いで観覧車を降りた
観覧車から少し離れた所まで歩くと宮本が急に笑い出した。
私もつられて笑った。
「あの係員、顔赤かったよな?」
『そう?恥ずかしくて顔なんか見れなかったよ...』
その時、再び私の携帯が鳴った。
メールだった。
相手は雅で、
“私と悠太疲れたから先に帰るね
二人で楽しんで!
響には内緒にしておくから”
という内容だった。