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いつまでも、何年経っても切なくて

第13章 裏切りの結末

宮本は私の頭を固定した。


このままじゃ、キスされちゃう...
そう思って必死にもがいて抵抗する。


「何だよ今更、俺達キスした仲だろ?

お前も甘ったるい声出してたじゃねーか」


宮本がそう言った時、


“ガタンっ”


物音がしたので二人でそちらを見ると


そこには


響が立っていた...


「何してんだよ...


何してんだって聞いてんだよ!!」


それは今まで一度も聞いたことのない


響の怒鳴り声だった。

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