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いつまでも、何年経っても切なくて

第14章 恋人じゃない二人

響と別れてから宮本は堂々と声をかけて来るようになった。


誤解されたくなくてはっきり断っているのに
宮本は諦めてくれない


「気が変わるまでずっと待ってるから」


そんなことを言いながら最近は
下校時勝手に家までついて来るようになった。


もう、止めてほしい...


そんな毎日を過ごしていたある日のことだった。


登校すると、上履きが無かった


間違えて他の所に入れてしまったのかと思い、周りの靴箱の中も探したが見つかることは無かった


あまり気にせず来客用のスリッパを借りて教室に向かった。


雅がどうしたの?と聞いてきて、
私は『無くなっちゃった』と軽く答えた


次の日新しい上履きを持って行った。それなのに翌朝にはその真新しい上履きが消えていたのだ。


私、まさか...


いやがらせされてる?





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