いつまでも、何年経っても切なくて
第14章 恋人じゃない二人
『私達付き合う前の二人に戻れないかな?
また一緒に登校して
一緒に帰るの
駄目?』
莉子は恋人ではなく
恋人になる前の二人に戻ることを望んでいた
俺は、
もう莉子とは恋人には戻れないんだ
-------
-------------
莉子とはその日以来一緒に登下校するようになった
会話も普通の友達程度にはできるようになった
だけど俺の部屋のカーテンと鍵は閉めたままだ
これ以上莉子に近付いたら
莉子を傷つけてしまう。
俺の好きが強過ぎて
莉子を苦しめてしまう
今はこのまま
卒業までは幼なじみとして莉子の傍にいよう
俺は卒業したら家を出よう
じゃないと
俺が
辛すぎる
俺は、莉子と
恋人だった...
もしかして
いい夢を見ていただけなのかもしれない
また一緒に登校して
一緒に帰るの
駄目?』
莉子は恋人ではなく
恋人になる前の二人に戻ることを望んでいた
俺は、
もう莉子とは恋人には戻れないんだ
-------
-------------
莉子とはその日以来一緒に登下校するようになった
会話も普通の友達程度にはできるようになった
だけど俺の部屋のカーテンと鍵は閉めたままだ
これ以上莉子に近付いたら
莉子を傷つけてしまう。
俺の好きが強過ぎて
莉子を苦しめてしまう
今はこのまま
卒業までは幼なじみとして莉子の傍にいよう
俺は卒業したら家を出よう
じゃないと
俺が
辛すぎる
俺は、莉子と
恋人だった...
もしかして
いい夢を見ていただけなのかもしれない