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いつまでも、何年経っても切なくて

第15章 離れていくその日まで

「ちょっとこのイケメン、

莉子ちゃんの彼氏かい?」


おばちゃんたちが騒ぎ出す


『違いま「止めてくださいよ、こんな強情泣き虫」


『ひっどい!用が無いなら帰ってよね!』


「客に対しての言い方じゃねーな

俺がこれからビシバシ鍛えてやる

おばちゃん、コイツ、バイト何時まで?」


「後5分だから、今日はおまけしとくよー」


おばちゃんはお客様の空気を読むのが得意だ...


「さっさと帰り支度して来いよ

外で待ってるからな」


言いたいことだけ言って出て行った

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