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いつまでも、何年経っても切なくて

第15章 離れていくその日まで

今日、私は18歳になった


家族3人でお母さんの作ったご馳走を食べていた


毎年欠かすことなく作ってくれる私の大好きな海老グラタンと海老のチリソース煮と栗が沢山入った茶碗蒸し


幸せだ...


私のバイト先の話をしたりして家族水入らずで盛り上がった


私にはお父さんとお母さんがいる
響がいなくなっても大丈夫


そう心の中で言い聞かせていた


お風呂から上がって


『お父さんお母さん今日はありがとう』
おやすみなさい、と声をかけて私は部屋に戻った

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