テキストサイズ

いつまでも、何年経っても切なくて

第15章 離れていくその日まで

泣きたくなったら
「バカ莉子」って言葉を思いだしてって言ってたけど


泣きたくなるのは響のことでだけなんだよ


将来響と離れる時が来るかもしれないって
私が不安になった時


響は


離れることなんかないって


ずっと傍にいるって


約束してくれたんだ


ねぇ響


約束守らないのは


いけないことだよ?


響がよく言ってたよね


俺との約束は全部忘れるなって



---------


----------------


いつの間にか泣きながら眠ってしまっていた


------


-----------


♪~♪~♪~


ん?携帯が鳴ってる?


慌てて枕元に置いてあった携帯の画面を見ると
私が今一番会いたい人の名前が表示されていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ