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いつまでも、何年経っても切なくて

第23章 もう離れない、離さない

「よし、今から俺の家に行くぞ」


『え?なんで?』


「今から莉子を抱くためだ」


『......』


「アイツに抱かれた所でなんか

抱きたくねーんだよ


いずれは莉子に引っ越してもらう


あのお揃いの食器が視界に入る度


ムカついて仕方ねー


早く俺ん家に引っ越して来い



兄貴の式が終わったら
俺達の式を挙げる


だから早めに荷物整理しとけよ
アイツが使ってた物は一つ残らず捨てること。


アイツと同じ職場は本音を言えば嫌だけど
辞めてくれって言うのは我慢するよ...






そこだけは



大人になったろ?」



恥ずかしそうに笑う響が
とっても可愛くて仕方ない



どんなに束縛されても
私は響が大好きなんだ







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