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いつまでも、何年経っても切なくて

第5章 高校生

ただでさえ莉子とお隣さんって言われるのは嫌なのに...と響はだだっ子みたいなことを言う。


悠太君と雅も少し呆れているようだ


響は諦めて一緒に教室へ向かう。


響は私と離れる前に、莉子、と声をかけてきて


「浮気すんなよ」悠太という情報提供者がいるんだからな、と寂しそうな顔で教室に入っていった。


それを見ていた悠太君は「何かアイツ莉子ちゃんのことで頭いっぱいって感じだね」


莉子ちゃんも大変だわ、と私の肩をポンポンとして自分の席を探しに行った。

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