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いつまでも、何年経っても切なくて

第5章 高校生

自分の席を見つけた後、悠太君の席が右後ろということに気付いてホッとした。


悠太君もこちらに気付き右手をあげて合図してくれた。


席は一人ずつで廊下側から男子、女子、男子、女子と交互に縦一列になっている。


そんなわけで私の前後は女子、左右は男子だ。周りを見渡していると左の席の男の子と目が合ってしまった。


男の子が会釈をしてくれたので、私もペコッと頭を下げた。


その後、後ろから肩をトントンとされたので、振り返ると「私、華(はな)、よろしくね!あんためっちゃかわいいじゃん」とハキハキした女の子がいた。


私も自己紹介をして、よろしくねと挨拶をした。
やった!新しい友だちGET!

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