いつまでも、何年経っても切なくて
第5章 高校生
初めて遊んだメンバーだったけど、居心地良かったな...そう思いながら帰宅した。
夕飯は大好きなハンバーグだった。お父さんは仕事で帰りが遅くなるらしく、お母さんと話ながら二人で食べていた。
「学校は楽しい?慣れた?」
『うん、楽しいよ♪今日も新しい友達とカラオケ行ったし、心配いらないよ?』
「そう、それなら安心だわ...でも...
それなら、莉子は今何に悩んでいるのかしら?」
急な言葉に驚いた。
お母さん...私の心の片隅に誰にも気付かれないように置いてある悩みにどうして気付くの?
少し考えたけど、素直に話してみた。
『私、将来何になりたいのか、どんな仕事に就きたいのか全く思いつかないの。
まだ次の進路を決めるまで3年あるって言う人もいるけど、私、涼ちゃんみたいに3年後、次の未来に向かって進めているか不安で...』
夕飯は大好きなハンバーグだった。お父さんは仕事で帰りが遅くなるらしく、お母さんと話ながら二人で食べていた。
「学校は楽しい?慣れた?」
『うん、楽しいよ♪今日も新しい友達とカラオケ行ったし、心配いらないよ?』
「そう、それなら安心だわ...でも...
それなら、莉子は今何に悩んでいるのかしら?」
急な言葉に驚いた。
お母さん...私の心の片隅に誰にも気付かれないように置いてある悩みにどうして気付くの?
少し考えたけど、素直に話してみた。
『私、将来何になりたいのか、どんな仕事に就きたいのか全く思いつかないの。
まだ次の進路を決めるまで3年あるって言う人もいるけど、私、涼ちゃんみたいに3年後、次の未来に向かって進めているか不安で...』