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そんな物語

第3章 嫁さん

食事の前に
風呂に入っとこうと
大浴場に行くと


マサも来てて


一瞬…

俺が勝手に
気まずかったけど



まぁ
普通に
色んなことを
話しながら
温泉につかった




久々に
裸の付き合いをすると


嫁さんと
どんくらい
セックスしてんのやろ


とか

考えてしまう
自分がいて





ひいた。




マサには
子供がいなかった


理由は
ずっと前に聞いたこと
あったけど

ハッキリ
答えへんかったから
それからは
聞いたことがない



「タケイ

マジで結婚する気ないのか?」




「な、なんやねん

急に」





「急やないよ

俺はずっと
気にしてたよ

もう40目前やしなぁ・・」





「俺は

毎日同んなじ女と
えっちするとか
しょうに合わへんって
言うてるやんか」




「そんなもん…」




「あぁ?」





「どうせ・・

しなくなるじゃん

そんなこと
気にすんなよ」





しなくなる





して…ないんか?

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