テキストサイズ

監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

 愛奈は更に傲然と顔を上げた。
「いいえ」
 彼女は彼らの向かいに座り、勝ち気そうな瞳に更に力をこめた。
「何だとォ。手前、俺たちを馬鹿にしてるのか、子どもの遣いじゃねんだからよぉ」
 ニキビ跡の男が叫ぶのに、横から坊主頭が片手を上げて制した。
「言っておくが、俺たちも遊びで来てるんじゃないんでね。あんたの親父さんが残した金はきっちり耳を揃えて用意しておけと言ったはずだが?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ