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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

 男はテーブルの上のクリスタルの灰皿を引き寄せ、ポケットから出した煙草に火を付けた。
「失礼ですが、部屋が汚れますので、煙草はご遠慮頂いております」
 余裕を滲ませた口調で言うと、坊主頭がフと小馬鹿にしたように鼻を鳴らし、火の付いたばかりの煙草を灰皿に押しつけた。

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