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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

「なかなかたいしたお嬢さんだ。だが、この屋敷はもう、あんたのものでも死んだ親父さんのもんでもないはずだ。あんたの親父はこの屋敷を抵当に俺らから金を借りたんだからな」
 愛奈はクッと言葉につまった。男の言葉は的を射ている。父はこの家を抵当にサラ金から金を借りたのだ。その金が返す目処が立たない今、愛奈が幾ら訴えようと、正当性は男たちの方にある。

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