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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

「私にできること?」
 愛奈は息を呑んだ。いつしか百戦錬磨の男に上手いように話に乗せられたのも気づかない。
「そうとも。あんたにしかできないことがある」
 男は少し気を持たせるような勿体ぶった物言いをし、見せつけるようにまた脚をゆったりと組んだ。
「どうだ、うちの社長がやってる事務所に所属しないか? そうなりゃ、あんたも明日からすぐにドラマの主演女優だぞ」

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