監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第1章 Prologue(囚われた小鳥)
人の重みでベッドのかすかに軋む音、衣擦れの音が吐息混じりの忙しない息遣いに重なる。薄闇にふいに一つの光景が浮かび上がった。それは天蓋付きの大きな寝台でもつれ合う二つの影だった。大きな影と小さな影が烈しく絡み合い、離れたかと思えば、また引き寄せられる。
若い男が華奢な女を寝台の上で組み敷いていた。まだ女と呼ぶにはいささか若すぎる幼さを可愛らしい面立ちに残しているが、少女の身体は小柄ながら、既に成熟した女性のものだ。
若い男が華奢な女を寝台の上で組み敷いていた。まだ女と呼ぶにはいささか若すぎる幼さを可愛らしい面立ちに残しているが、少女の身体は小柄ながら、既に成熟した女性のものだ。