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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第1章 Prologue(囚われた小鳥)

 男の唇が真冬に降り積む真白な雪のような膚の上を這い回る。熱い口づけで熟した林檎のような唇から、ふくよかに育った乳房の頂を辿りながら、男は幾度も少女の名を呼び、請うた。
「愛奈、お願いだから、俺の名を呼んでくれ」
 男はただひたすら希(こいねが)う。まるで、少女の白い身体を夜毎、日毎、こうして蹂躙することを悔いて許しを請うように。彼女から愛されない自分を憐れんで欲しいかのように。

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