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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~

第2章 Sudduness(運命の狂った日)

「なるほど、当時、あの事故は世間を賑わせましたからな。そうですか、あの痛ましい事故で先代が亡くなられたとは」
 坊主頭が立ちあがった。
「アークの社長が肩代わりを申し出て下さるのなら、間違いはないでしょう。今日のところはこれで失礼します」
 行くぞ、と、小男に声をかけて去っていく。小男はまだ愛奈の方をちらちらと未練がましい眼で見て、坊主頭にこづかれていた。

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