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地雷女。

第15章 ニューハーフ




メイクをして、ウィッグを着けた。


「これ……俺?」

「そうだよアツツ。
何だかアタシより綺麗だね。」


何だか瞳がブスくれた顔をしている。


「俺、男だよ。
男に嫉妬してどうすんだよ。」


確かに俺は男だ。
これからこの格好でステージに立つんだよな?
ドレスを着てはパンプスを履いた。


!!


なんだよこれ!
女はこんな天狗みたいに安定感の無いもの毎日履いてんかよ。
足痛いだろ。
それにこれでステージに立つって、コケないか心配だよ。




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