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地雷女。

第15章 ニューハーフ





瞳を見ると背が高いせいか、宝塚の男役のように凛としたかっかよさがあった。
瞳自信は俺のウェディングドレスを着たいのか羨ましいそうに俺を見ている。


「なんだよ。」

「これが逆転じゃなければ嬉しいのに……」
「そうだったら、普通の結婚式と変わらないじゃん。」

「結婚式かぁ……」


コイツ何だか幸せそうな顔をしては俺をじっと見ていた。


プロポーズされたいのかな。

だろうな。
でも男の俺としてはまだ付き合ったばかりだし、瞳の借金返済完了の見通しが立たないと出来ない。



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