地雷女。
第15章 ニューハーフ
「お兄さんっ!
お兄さんっ!」
初めは誰か読んでいるのだろうと思ったが、呼ばれているのが俺だと分かり慌てた。
知らない女性が手を降って俺を呼んでいる。
注文だな。
さぁ、仕事だ!
「はい。
ご注文は何か?」
「私、よくこの店来るけど、お兄さん初めて!結構好みかも。一緒に飲まない?」
ヘルプだからな。
しょうがないか……
その頃、
瞳はステージで踊っていた。
「一杯ぐらいでしたら、いいですよ。」
「嬉しい!
じゃあ、ウイスキーソーダ2つ。
お兄さんもそれでいいよね。」
「勿論、
いいですよ。」
ウイスキーソーダを取りに行くことにした。