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地雷女。

第3章 保護者




俺は今日、コイツを温かく出迎えるべきなんだろうな。
コイツが泣き顔になって、ここに来ていることは何か余程の事があったのだろう。

何でも聞いてやると真剣に思い、音楽を消した。

その途端、瞳は何?と言わんばかりのキョトンとした顔をしていた。


「で、今日は何?」


俺って、
こんな言葉しか出ないのかよー!

毎回、毎回、俺は気の聞いた言葉が出ないー!

高倉〇さんの
"自分って、不器用なもんで。"が頭に回るー!


もう嫌だ。
俺って、学習能力無いじゃん。



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