地雷女。
第3章 保護者
瞳は深刻な顔でスマホを切った。
真っ青な顔から、真っ黒な表情をしていた。
部屋中の空気が淀み初め、ただならぬ空気が流れていた。
俺はもうその場を逃げ出したくなっていた。
「アツツ……」
な……何でしょう?
「はい?」
「一生のお願いっ! 当分いや、1ヶ月、1週間でもいいから、部屋1つ貸してもらってもいい?
お願いっ!
何でもするから。」
この深刻な電話の後にここに住む?!
一体何が起きたのか、直ぐに理解出来ない。
でも、凄い事になっているのは確か。
落ち着け、
落ち着け、俺。