テキストサイズ

Take me

第4章 4

「お兄さんがいない家ってのはどう?」

「瑛二、それは嫌味?」

「そんなつもりじゃねえよ」


瑛二はいつものように接してくれる。

お兄ちゃんの存在は今遠いけれど、好きっていう気持ちはなにひとつ変わってくれなかった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ