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「紘、夢……なんだよその傷は」

「あ、瑛士おはよ！」
「おはよじゃねえよ！」


瑛士が大声を出すものだから、周りの視線が一気に俺に向けられた。


「ちょっとね、階段から落ちた！あはは」
「嘘だ。まさか昨日の帰りか…？」

なんて勘が鋭いやつだ


「違う違う！自分でやっちゃっただけだから」
「本当かよ…痛いだろ、目開き辛そう」
「まあね、大丈夫だよありがと」


この怪我に少し感謝
昨日の今日で、どうやって瑛士に接しようか考えてたから…



普通に話せてるよな？

良かった。