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Take me

第6章 6



「お、外もう暗いわ」


瑛士の声に顔を上げ、勉強を中断して窓の外を見る。

もうこんな時間か。



「そろそろ帰る?」
「そうだね、ここも閉まるだろうし」


図書室には俺たち二人だけだった。
そっと教室を出て歩き出す。



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