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寡黙男子

第3章 二歩目を探る *亜紀乃の世界*

ななななななんの話かと思ったらっっ



「わっ、わたくしたちはまだっ…高校生でありましてそういったことはっ」


「え? まだなのっ!? 」



目を見開く奈央に対して同じように目を見開いた。



えっ…
やっ、やっぱり私たちって…おかしいのかなっ…



2週間一緒に帰れない不安とはまた違った不安が私を襲う。


というか…



「まだっ…手も繋いだことのない間柄でござんしてっ…」



動揺しすぎて、変な日本語になる。


恥ずかしすぎて顔どころか身体が全部が熱くて汗が吹き出してるのが分かった。



「………もうすぐ4ヶ月でしょ?まぁエッチはまだにしても、手も繋いでないって…」


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