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「んで？なんの話ししてたん？」


どかっと俺のベッドに寝転んだ兄貴は、ふぁ〜と欠伸をした。


いつもの光景だ。


気付いたら、いつも、姉貴と兄貴が俺の部屋に来て部屋主である俺よりもくつろいでいる。




「学がヤキモチを妬くタイプかそうじゃないかっていう検証！」


「うっわ…どうでもいい〜！」


「ちょっとっ！どうでも良くなんかないんだからっ！」


「どうでもいいだろ…てかそれ確かめる必要あるのか？学だって普通の男なんだから、人並みに妬くに決まってんだろ！なぁ？」



また突然話を振られて俺は固まった。



よくしゃべるなぁ…



そんな事を思いながら、俺は兄貴の事をジッと見つめた。




「おいっ！学っ!? 聞いてんのかっ！」


「…………うん」


「だぁあああっ！！！もう本当に焦れったいっ！こんなんじゃ、ヤキモチ妬きかどうかの前に彼女出来ないよっ！」