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戦場でのエッチは死者への冒涜

第2章 拘束

「オイ!そこの女の子凄く嫌がってるよ!離してやりな!」


だが白夜叉は老婆の注意を無視し、歩みを進める。


「や…ヤダヨ!降ろして!バカ!変態!!離して!」


宿の玄関の前まで来てしまい神楽は終わりだと心の中で思った。


ガラガラ


玄関のドアが開き部下達が出迎える。

「神楽様どうしたのですか?」
「離すネ!ヤメテヨ!!私は白夜叉さんの玩具でも愛玩人形でも無いネ!なぁお前ら!白夜叉さんを止めてヨ!」


部下に助けを求める神楽だが、部下達は申し訳なさそうに神楽を見つめた。


「神楽様…」

「オイ。奥の部屋借りるぞ。」
「ど…どうぞ…」


部下達は頭を下げ通る道を作る。


「何でアルカ!お前ら何考えてるネ!」


白夜叉は暴れる神楽を担ぎながら奥の部屋に歩いて行く。

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