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姫は彼のとりこ

第3章 元カレ


「やっぱららだ」

忘れもしない…

大好きだった人…
変わらない笑顔

「久しぶり…だね、そっか、東京に行ったんだよね」

「あぁ、ビックリしたよ、なんでらら居るんだ?」

「知り合いに連れて来られたの」
なぜ…

彼氏と呼べないの…
婚約者だって言えないの…

胸が苦しい…

彼は私の初カレで
初めてのキスも彼

すべて初めてばっかり、


中学校から高校になるときに
彼はこっちに来ることになり

泣いて別れを拒んだのを
忘れることは出来ない…


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