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息もできない

第13章 お休みしましょうか

でも次の春陽の言葉で俺の不安は一気に解消された


「ーーー嬉しい」

春陽は俺に向かって微笑んで軽くキスをしてきた


「なに、誕生日プレゼント?」


あ……
勘違いさせちゃった
けどまぁいっか
誕生日プレゼントってことにしておいた方が当日もっと驚いて喜んでくれるかもしれないし


「うん……そう」

「嬉しい。いつの間に買ってたの?さっき俺の誕生日聞いたのに。もしかして誰かから聞いて知ってた?」


本当に心から喜んでくれているのか、春陽はすごく饒舌になる


「んー…?ふふ、内緒」

「なにそれ、ダメ。俺に秘密とか………っていいたいところだけど、今は嬉しいからいいや」


と春陽は嬉しそうに俺を抱きしめた

俺もすごく幸せで
とにかく、明日…もう日付が変わったから今日準備頑張って春陽に喜んでもらわなきゃ

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