テキストサイズ

息もできない

第16章 俺に矛先を向けるな(サイドストーリー)

「ぁぁっ…く、そ……」


朗と俺の攻防戦が続いて二人とも限界が近くて必死で腰を振る


ここまできたらあと一押しだ…!!


喘ぎながら俺の上で腰を振る朗のケツを俺はするり、と撫でた


「大丈夫?辛くないか?」


俺は出来る限り落ち着いた声で出来る限り相手を気遣っているように振舞って言った


ギャップ萌え作戦だ!


冷徹な朗には意味なんてないだろうと思って冗談半分でやったのだが

「!!…っあ、ぁああっん…」

顔を真っ赤に染めたかと思ったら俺のを精一杯締め付けながら射精した

俺の腹の上に白濁が散る

そして俺は肩で息をしながら俺の方を見下ろした朗の顔で不覚にもイってしまう

真っ赤な顔をして
涙目で
恥ずかしそうな嬉しそうな
そんな顔でちょっと睨むような目つきで見られて

「…っん、く」

ドクン、と脈打って朗のナカに俺のを注いで行く
朗は中出しの衝撃に耐えるようにぴくんと震えた

二人とも無言で息をぜぇぜぇする音だけが響く

暫くして朗が身じろぎしたと思ったら声が出そうになるのを抑えながらナカから俺をゆっくりと引き抜いた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ