息もできない
第4章 気になります
いらっしゃいませーとか
何名様ですかーとか
そういう店長さんの声を俺は全部無視して
圭太が答えてた
席に案内されても
見ない見ない
絶対見ないぃぃぃぃぃ
と顔を圭太の方に固定した
昼休みだから簡単な昼食とデザートを奢ってくれるって言うからメニュー見て考えたけど
チキン南蛮………とフルーツタルト食べたい
って気まずいとか思っておいて勝手だけど
この店の思い出的なものを頼んだ
頼んだ後は圭太と
仕事がどうだこうだ
初の休みはどうだこうだ(俺は適当に誤魔化したけど)
いろんな話をした
やっぱ圭太は落ち着くなー
「もー圭太やっぱいいな。楽!お前といるの」
「そおー?やっぱり?気が合うからかな?」
「そうかもー」
そんなこと言ってると
「お待たせいたしました」
店長さんがご飯を持ってきた
俺はまた顔も合わせないように俯いて
店長さんが去るのを待った
「デザートは食後にお持ちしますね」
「はい。直、食べよーぜ!」
圭太の声に顔を上げて
同時に食べ始める
やっぱり美味しいなー…
この味だいすきー
なんて思いながらパクパク食べて
食べ終わったぐらいにまた店長さんが来た
「デザートお持ちしました」
流石だなータイミングばっちり
とか思いながらまた俯いて机を眺める
店長さんはカチャカチャと俺の食べ終わったお皿を片してデザートのお皿を置いた
ん……?ゴミ…?
置かれたお皿の俺側の糸底に紙が挟まっている
なんだろーと思っていると店長さんが圭太に気づかれないぐらい微妙なというか机を眺めてた俺しか気づかないぐらい微かにお皿の近くの机をトントンと指で叩いた
え?え?え?
見ろってこと?
何名様ですかーとか
そういう店長さんの声を俺は全部無視して
圭太が答えてた
席に案内されても
見ない見ない
絶対見ないぃぃぃぃぃ
と顔を圭太の方に固定した
昼休みだから簡単な昼食とデザートを奢ってくれるって言うからメニュー見て考えたけど
チキン南蛮………とフルーツタルト食べたい
って気まずいとか思っておいて勝手だけど
この店の思い出的なものを頼んだ
頼んだ後は圭太と
仕事がどうだこうだ
初の休みはどうだこうだ(俺は適当に誤魔化したけど)
いろんな話をした
やっぱ圭太は落ち着くなー
「もー圭太やっぱいいな。楽!お前といるの」
「そおー?やっぱり?気が合うからかな?」
「そうかもー」
そんなこと言ってると
「お待たせいたしました」
店長さんがご飯を持ってきた
俺はまた顔も合わせないように俯いて
店長さんが去るのを待った
「デザートは食後にお持ちしますね」
「はい。直、食べよーぜ!」
圭太の声に顔を上げて
同時に食べ始める
やっぱり美味しいなー…
この味だいすきー
なんて思いながらパクパク食べて
食べ終わったぐらいにまた店長さんが来た
「デザートお持ちしました」
流石だなータイミングばっちり
とか思いながらまた俯いて机を眺める
店長さんはカチャカチャと俺の食べ終わったお皿を片してデザートのお皿を置いた
ん……?ゴミ…?
置かれたお皿の俺側の糸底に紙が挟まっている
なんだろーと思っていると店長さんが圭太に気づかれないぐらい微妙なというか机を眺めてた俺しか気づかないぐらい微かにお皿の近くの机をトントンと指で叩いた
え?え?え?
見ろってこと?