息もできない
第20章 大崎さんの
俺はとりあえず休んでいた理由だけを言ってみることにする
「え、とね…昔の友達に会ってたらしいよ」
「ふーん、そうなんだ」
と一回は納得した風な圭太だったんだけど
「でもおかしいよな?友達に会うってだけで無断欠勤までするか?明らかに他の意図を感じる」
「そ、そう…かな?」
「うん。直、他に何か聞いてないの?」
俺の顔を覗き込んだ圭太はにやりと笑った
「その顔は何か聞いてるな?」
うぅ…
ずるいぞ!
黒澤さんとのことは教えてくれないくせに!!!
「なおー?おーしーえーてー」
ぜっっったい教えない!!!
「やだ」
そもそも俺も消化しきれてはいないのに!
俺は圭太をきっと睨んだ
「黒澤さんとのこと根掘り葉掘り聞いていいなら言う!」
「な、なんだよ直」
俺の強気な態度に圭太は少したじろいでから、よっぽど黒澤さんとのことは触れられたくないのか「じゃあいーよーだ」とまた前を向いて歩き出した
結局黒澤さんとの話も大崎さんの話もそれで終わり
でも俺的には、圭太の様子から見て黒澤さんとの関係が上手くいっていそうで安心出来た
次は俺が頑張らなきゃね?
「え、とね…昔の友達に会ってたらしいよ」
「ふーん、そうなんだ」
と一回は納得した風な圭太だったんだけど
「でもおかしいよな?友達に会うってだけで無断欠勤までするか?明らかに他の意図を感じる」
「そ、そう…かな?」
「うん。直、他に何か聞いてないの?」
俺の顔を覗き込んだ圭太はにやりと笑った
「その顔は何か聞いてるな?」
うぅ…
ずるいぞ!
黒澤さんとのことは教えてくれないくせに!!!
「なおー?おーしーえーてー」
ぜっっったい教えない!!!
「やだ」
そもそも俺も消化しきれてはいないのに!
俺は圭太をきっと睨んだ
「黒澤さんとのこと根掘り葉掘り聞いていいなら言う!」
「な、なんだよ直」
俺の強気な態度に圭太は少したじろいでから、よっぽど黒澤さんとのことは触れられたくないのか「じゃあいーよーだ」とまた前を向いて歩き出した
結局黒澤さんとの話も大崎さんの話もそれで終わり
でも俺的には、圭太の様子から見て黒澤さんとの関係が上手くいっていそうで安心出来た
次は俺が頑張らなきゃね?