息もできない
第23章 今度は俺?
春陽は同棲を始めてすぐくらいにこんなこと聞いてきた
「直、ご飯はいつもどうしてんの?」
「んー…朝は作るけど、お昼は食堂とかコンビニで買ってきたのとか食べてる。晩御飯はその日の疲れ具合によっては買ってくるか作るかって感じかな」
「ふーん…じゃあ明日からは朝飯は直担当で昼夜は俺が作るから」
「え?いいの?」
「もちろん。それに、他人が作った飯なんか直に食わせたくないし」
だから今はその通りの担当でご飯を作ってる
もちろん春陽のお手伝いはちゃんとするけどね?
「春陽」
「ん?」
「ご馳走様でした」
俺がお弁当箱を差し出すと春陽は空っぽになった中身を確認して嬉しそうに微笑んだ
「今日のどうだった?」
「すごい美味しかった」
「そ?これ店の新作候補なんだ」
「へー…美味しかったよ!」
俺が満面の笑みを浮かべて言うと春陽は優しく俺の頭を撫でた
「ありがと。お腹すいた?ご飯にしよっか」
春陽はそう言って台所に引き返そうとするから少し寂しくて俺は後ろから抱きついた
「っと…直?」
「んーー………」
春陽は俺の腕の中で方向を変えて俺の方に向き直った
俺はそれを見計らっていたように背伸びして春陽の口に触れるだけのキスをした
「直、ご飯はいつもどうしてんの?」
「んー…朝は作るけど、お昼は食堂とかコンビニで買ってきたのとか食べてる。晩御飯はその日の疲れ具合によっては買ってくるか作るかって感じかな」
「ふーん…じゃあ明日からは朝飯は直担当で昼夜は俺が作るから」
「え?いいの?」
「もちろん。それに、他人が作った飯なんか直に食わせたくないし」
だから今はその通りの担当でご飯を作ってる
もちろん春陽のお手伝いはちゃんとするけどね?
「春陽」
「ん?」
「ご馳走様でした」
俺がお弁当箱を差し出すと春陽は空っぽになった中身を確認して嬉しそうに微笑んだ
「今日のどうだった?」
「すごい美味しかった」
「そ?これ店の新作候補なんだ」
「へー…美味しかったよ!」
俺が満面の笑みを浮かべて言うと春陽は優しく俺の頭を撫でた
「ありがと。お腹すいた?ご飯にしよっか」
春陽はそう言って台所に引き返そうとするから少し寂しくて俺は後ろから抱きついた
「っと…直?」
「んーー………」
春陽は俺の腕の中で方向を変えて俺の方に向き直った
俺はそれを見計らっていたように背伸びして春陽の口に触れるだけのキスをした