息もできない
第23章 今度は俺?
俺の言葉に春陽は顔を上げた
「え?それってどういうーーー」
春陽が俺に問いただそうとしたその時
再び家にインターフォンの電子音が鳴り響いた
俺は小走りで玄関に向かってドアを開ける
「ーこんばんは」
「こんばんは、仁くん久しぶりだね」
「はい」
春陽が後から追いついて来て俺の肩に手を置いた
俺は後ろの春陽の機嫌を伺いながら
「遠くからお疲れ様。用事は中で聞くからとりあえずあがって?」
「ありがとうございます。お邪魔します」
リビングに仁くんを通してソファに座らせた
俺は1度台所に行ってコーヒーを3杯入れてからリビングに行く
3人がソファに座って一息ついた頃春陽が喋り出した
「で?この人は誰?」
「あ、えっと…彼は…」
俺が言いかけるとそれを遮るように仁くんが話しだした
「福山仁だ」
俺も初めて耳にする彼の名字をぼーっとしながら聞いていると春陽が仁くんに質問をし始めた
「直とはどういう関係?」
「…綾サンとのことで、ちょっと……」
仁くんが言葉を濁すとそれを許さないとでも言うかのように春陽が問い詰める
「具体的に、どういう経緯で知り合ったの?」
「え?それってどういうーーー」
春陽が俺に問いただそうとしたその時
再び家にインターフォンの電子音が鳴り響いた
俺は小走りで玄関に向かってドアを開ける
「ーこんばんは」
「こんばんは、仁くん久しぶりだね」
「はい」
春陽が後から追いついて来て俺の肩に手を置いた
俺は後ろの春陽の機嫌を伺いながら
「遠くからお疲れ様。用事は中で聞くからとりあえずあがって?」
「ありがとうございます。お邪魔します」
リビングに仁くんを通してソファに座らせた
俺は1度台所に行ってコーヒーを3杯入れてからリビングに行く
3人がソファに座って一息ついた頃春陽が喋り出した
「で?この人は誰?」
「あ、えっと…彼は…」
俺が言いかけるとそれを遮るように仁くんが話しだした
「福山仁だ」
俺も初めて耳にする彼の名字をぼーっとしながら聞いていると春陽が仁くんに質問をし始めた
「直とはどういう関係?」
「…綾サンとのことで、ちょっと……」
仁くんが言葉を濁すとそれを許さないとでも言うかのように春陽が問い詰める
「具体的に、どういう経緯で知り合ったの?」