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片想いの行方

第13章 好きでいてもいいですか?

…………!

や、やば……!!

いきなりこんな近くで、蓮くんを拝めるなんて……

こ、心の準備が……




「良かった時間通り来てくれて。
もうみんな揃ったから始めるんだ。

……香月?」



「は、はははい!!」



ずっと図書室から眺めていた蓮くんの水着姿。


てか、ほぼ裸なんだよね…


あたり前だけど……



無駄なものが一切ついていない、引き締まった体。

まだキャップをかぶっていない、整った髪。



イ、インパクト強すぎてクラクラするよ。



「緊張してんの?」


「はい、ちょっと……」


あなたの体を見て、あたしの体が破裂しそうです。。


すると、蓮くんは笑って私の頭をぽんっと軽く叩いた。

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