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片想いの行方

第2章 通称 ヒメ

あたしもホッと胸をなで下ろして、自分の席に向かう。


今日は天気が良いし、外から入ってくる夏の風が気持ちいい。


お昼食べてお腹いっぱいだし♪

あたしも寝ようかな~。



そんなことを思いながら席に着いた時だった。













「おい、そこのストーカー女」



「……!」





こ、この声…

てゆーか、そうだった…

一瞬また忘れてた。




恐る恐る振り返ると

机に肘をついた姫宮蓮が、あたしを真っ直ぐ見ていた。

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