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「……うまくいくかは分からないけど、頑張ってみるよ」


「平気だろ。
蓮はもう完全にお前に惚れてるから」


「………！」



ヒメの言葉に、あたしはボッっと顔が火照る。



「そんなの……分かんないじゃん！///」


「アホ。ここまでくりゃ分かるよ。
この俺が言ってんだ」



「でも…」


「いいからしっかり告白する言葉を考えとけよ。

自分の気持ちを素直に話すだけなら、俺のアドバイスなんていらないだろ」




ヒメは座ったまま体の向きを変えて、あたしを見る。




「お前は蓮と付き合えて。


俺もやっと優香を取り戻せる。


ハッピーエンドなんじゃねーの？」







「……………！！」






ヒメはそう言うと、またあたしから視線を外した。